正面には約800本の真竹の塀が続く。6000坪の敷地には、京都の伝統建築家 故安井清氏による本格的な伝統建築の数奇屋庭園があり、茶室「箬庵」と待合「翠陰」がある。その奥には、貴重な種を含む約120の笹が繁茂する植物園があり、日本一大きな笹と小さな笹を手にとって比べることができる。世界に類を見ない植物園。植物園内の笹葺き屋根の竪穴住居には囲炉裏がある。そこでは、いつも火が焚かれ、縄文時代の趣を感じることができる。