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”藤森式”竪穴住居をつくろう!通信9

ワークショップ8日目。
この日は、屋根と住居内を同時進行で進めていきました。
屋根は前日の続きからスタート。屋根になる部分に樹皮と土を盛り、屋根と地面がなだらかにつながるように土台部分の土は削る。なだらかになったところで、土をさらにたたいたり、スコップでなでつけたりして固め、芝を乗せていきました。


前日からの参加者さんが、この日のリーダー。回を増すごとにリピーターさんが増えて、仲間が増えていくのもとても嬉しいことです。
そして、住居内では屋根ができてだんだん薄暗くなっていく中、粘土をつかった作業を進めていきました。まずは粘土作り。土と水とスサ(藁がない時代なので素材は麻です)を混ぜて、適度な硬さにしたものを塗ります。

今回使用するのは、棚と壁。
1か所目は、室内の棚、物置として使いそうなしがらみの上の平らな部分。こちらは少しゆるめにしたものを手でのせて、手で伸ばしていきます。板や鏝だと味がない。。。ということで縄文らしく手で、ということになりました。
2か所目は、窓の横とドア部分の横の土壁です。こちらは、少し硬めに作って両サイドから両手で抑えながらくっつけて、滑らかになでつけていきます。コンパクトな住居なのですが、意外と粘土がたくさん必要でこの日はドア横の土壁の途中までで終了。

次回で作業はほぼ完了。ドアや窓、階段、などなど細かいことばかりですが意外と残していることは多そうです。ドキドキ。

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