ワークショップ4日目。
昨日組んだ柱を、藤蔓で縛る作業からスタート。とっくり結びという方法で濡れている藤蔓を使って縛ることで、乾燥した時にギュッと締まるという作戦です。
藤蔓は柔らかさを維持するために長いこと水につけていたので、バナナの皮のようななんとも独特な香りです。
さらに、篠竹(これは縄文時代にも存在していたといわれています)を割って堰板代わりにする材を用意しました。こちらも道具や竹との相性がポイントとなる作業でした。
午後は、竪穴住居の中を整える作業がスタート。床面になる土をきれいにならして、周溝という穴を周りに掘って、そこに竹を立てかけ、さらに、その立てかけた竹を編むようにして横に竹を這わせていきました。「しがらみ」という言葉の語源になった編み方だそうです。参加者みんなで声を掛け合って、協力し合ってとてもいい時間になりました。出来上がってみると家らしい雰囲気でなんだかかっこいいものが出来上がりつつあります。