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【八ヶ岳】この冬初めてのまとまった降雪

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東天狗岳から望む南八ヶ岳方面(撮影:2021.1.25)

東天狗岳から望む北八ヶ岳方面、一番先には蓼科山(撮影:2021.1.25)

最近の標高2,500m付近の気温は、
最低気温-18℃~-10℃、最高気温-14℃~-4℃です。

平年よりやや暖かい日が続いていましたが、先週末にまとまって降った雪により、登山道の積雪が一気に増加しています。場所によっては、150cm以上の吹き溜まりができている箇所や、湿った雪質のため非常に滑りやすくなっている箇所があります。また、例年と比べ登山者が少ないため、登山道にトレースが十分ついていない場合もありますので、十分にご注意ください。

登山道の状況は今後の天候によって大きく変わるため、必ず入山前に各自で最新情報を確認いただくようお願いいたします。

東天狗岳から望む西天狗岳(撮影:2021.1.25)

八ヶ岳は本格的な厳冬期を迎えています。
稜線では、10本爪以上のアイゼンやヘルメット、ピッケルの装備が必須です。また、冬用のアウターや登山靴、ゴーグル、バラクラバ(目出帽)、アウターグローブとインナーグローブ(インナーは替えも必要)など、厳冬期の登山装備が必要となります。森林限界を超えない登山道であっても、基本的に装備や服装は稜線のものに準じます。日帰りで登山される場合でも、冬山に必要な最低限の装備を必ず携行してください。
また、登山口へ車でお越しになる場合は、4WD車+スタッドレスタイヤでお越しください。(タイヤチェーンもお持ちください)

この時期は、低体温症、雪崩や滑落などのリスクが一気に高まります。入山される方は、冬山登山のリスクを把握し、予防と対処を学ぶなど、安全な登山ができるよう事前準備をしっかりと行ってください。

冬季期間中の各山小屋営業状況につきましては、各山小屋に直接お問い合わせください。また、引き続き、新型コロナウイルス感染防止対策の徹底にご理解とご協力をお願いいたします。

※八ヶ岳観光協会加盟の山小屋は完全予約制となります。
※冬期営業していない山小屋のテント場の利用は出来ません。
テント場を利用する際には必ず事前に確認しましょう。

→ 八ヶ岳観光協会の各施設の稼働、営業状況
→ 登山情報は八ヶ岳観光協会のページをご確認ください
→ 八ヶ岳観光協会加盟の宿泊施設連絡先(PDF)
→ 八ヶ岳観光協会加盟の山小屋検索
→ 八ヶ岳登山に使えるバス情報はこちら

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