
美濃戸から望む阿弥陀岳(撮影:2020.12.21)
最近の標高2,500m付近の気温は、最低気温-14℃~-6℃、最高気温-7℃~-3℃です。
先週は今季一番の冷え込みとなり、八ヶ岳山域は既に厳冬期に入りました。
先週の降雪により、標高2,100m付近では約10~15cm、2,400m付近では約25~30cmの雪があり、また各登山口周辺にも積雪が見られています。登山道状況は日ごとに変化しますので、必ず各自で最新情報をご確認いただきますようお願いします。
また、引き続き寒さの厳しい日が続いておりますので、厚手の手袋や帽子の着用、防寒着など厳冬期の防寒装備をご用意いただくとともに、アイゼン、ヘルメット、ピッケルなどの冬山装備は必須です。

モフモフの森歩きを楽しめる季節になりました(撮影:2020.12.21)
冬山シーズンでは幻想的で美しい八ヶ岳の雪景色を堪能できる一方、急激な汗冷えによる低体温症や、滑落、雪崩などのリスクが一気に高まります。厳冬期の登山装備はもちろんのこと、冬山登山の入念な下調べやトレーニング、また経験や体力、技術に見合った登山計画、早出早着の徹底など、安全に登山を楽しむことができるよう準備をしっかりと行ってください。
冬季期間中の各山小屋営業状況につきましては、各山小屋に直接お問い合わせください。また、引き続き、新型コロナウイルス感染防止対策の徹底にご理解とご協力をお願いいたします。
※八ヶ岳観光協会加盟の山小屋は完全予約制となります。
※冬期営業していない山小屋のテント場の利用は出来ません。テント場を利用する際には必ず事前に確認しましょう。
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