
白駒池の水が凍り始めました(撮影:2020.11.11)
最近の八ヶ岳の様子です。
最近の標高2,500m付近の気温は、最低気温-9℃~0℃、最高気温-5℃~4℃です。
気温は日に日に下がり、いよいよ本格的な冬が近づいてきています。
11月は、比較的好天の日が多く、登山道にはほとんど雪のない状況が続きました。一方で、数日前には標高1,400m以上で雪が降り、登山道では積雪のある箇所や凍結している箇所がありますので、十分ご注意ください。アイゼン、ヘルメット、ピッケルのほか、厚手の手袋や帽子の着用、防寒着など、冬山登山の準備を入念になさってください。

美濃戸口周辺の様子。水溜りに氷が張っていました(撮影:2020.11.26)
これからの時期は、天候や気温も変化しやすく、登山道状況も日々変わってきます。また、冬期は低体温症や滑落などのリスクも一層高まりますので、一人ひとりが冬山登山のリスクを把握し、ご自身が登る山の下調べやシミュレーションをしっかり行い、体力や経験、技量に見合った計画を立て、安全な登山をお楽しみください。
なお、八ヶ岳山域では通年営業を行っている山小屋や、冬期中に一定期間営業している山小屋がありますので、詳細は各山小屋のホームページをご確認ください。引き続き、新型コロナウイルス感染防止対策の徹底にご理解とご協力をお願いいたします。
※八ヶ岳観光協会加盟の山小屋は完全予約制または予約希望となります。各山小屋に直接お電話ください。
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