このたび、ちの観光まちづくり推進機構が地域の方々とともにつくりあげた外国人旅行客向けのアクティビティ、「山とともに生きる村で『凍み』の食に出会う」が、農林水産省主催のEAT! MEET! JAPAN!『食かけるプロジェクト』の一環で実施した「食かけるプライズ2020」において、[食かける賞]を受賞しました。
受賞については、農林水産省のWebサイトでも紹介されています。
https://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/wasyoku/201030.html
●食かけるプライズ2020 概要
1)趣旨 : 「食かけるプロジェクト」は訪日外国人が、滞在中の食に関わる体験を帰国後も日本の食を再体験できるような環境整備を図り、日本産農林水産物・食品の輸出拡大につなげていく取組です。本プロジェクトでは、日本各地の食・食文化を深く知ることができる食体験を募集・表彰する「食かけるプライズ2020」を実施し、表彰事例を外国人に情報発信することで環境整備に取り組みます。
2)主催:農林水産省
3)審査基準:(ア)訪日観光客にとって魅力的な体験事例か
(イ)日本の食文化が世界へ効果的に伝えられる内容であるか
(ウ)体験事例を通じて地域産品の消費(輸出)につながるか
(エ)体験事例が持続可能な取組となる内容か
(オ)訪問実績が見込める体験事例か
●受賞内容
【食かける賞】
(応募件数225件のうち、食かける大賞1件、食かける賞10件、ネクストブレイク賞3件、審査委員賞1件を選出)
[山とともに生きる村で「凍み」の食に出会う]
八ヶ岳の麓、長野県茅野市の標高千m前後は「ヤマウラ」とよばれる昔ながらの山里地域。雪は少ないものの、冬には-15度にもなる凍みる土地で、この地に伝わる「凍み」の素材はそんな寒さに材料をさらして急激に乾燥させた、冬を乗り切る保存食。
体験できるのは「食×生きる知恵」。歴史を重ねた古民家に泊まり、寒天・凍り豆腐など凍みの食材作りを見学し、地元のおばあちゃんたちと一緒に凍み料理をつくって食べられる。
●副賞(今後、食かけるプロジェクト事務局と調整)
① 食体験の動画の制作
② 旅行商品販売サイト等(トリップアドバイザー他)における食体験の情報配信
③ 商品化するための専門家の派遣
④ 海外用 HP の作成
●表彰式
令和3年2月に予定