
10月17日、八ヶ岳で初冠雪がありました(撮影:2020.10.19)
最近の八ヶ岳の様子です。
最近の標高2,500m付近の気温は、最低気温-9℃~0℃、最高気温0℃~3℃です。
今月10月17日に八ヶ岳では初冠雪があり、一足早く冬を感じさせる季節となりました。
その後積もっていた雪の多くは解けたものの、再び降雪が見られ、登山道では積雪している箇所や、岩の表面が凍結している所もあるため、大変滑りやすくなっていますので十分注意が必要です。

雪化粧をまとう北横岳山頂(撮影:2020.10.19)
今の時期は、たとえ天気が晴れ予報であっても、山の上では突然雪が降り出すこともあり、防寒対策と積雪対策は必須です。装備の不足は、低体温症や転倒による大怪我につながるため、大変危険です。必ず、厚手の手袋や帽子の着用、防寒着、ヘルメット、アイゼンやチェーンスパイクなどの装備を携行するようにお願いいたします。また、日没時間が早くなっていますので、早出早着の徹底をお願いいたします。
入山前には、冬山登山のさまざまなリスクを想定しながら、登る山の下調べを入念に行い、ご自身の体力や経験、技量に見合った登山計画を立ててください。
また、少しでも不安を感じる場合には、無理して入山されないようお願いいたします。
11月以降は冬期休業に入る山小屋もありますが、通年営業の山小屋や、冬期中に一定期間営業している山小屋もありますので、詳細は各山小屋のホームページなどでご確認ください。引き続き、新型コロナウイルス感染防止対策の徹底にご理解とご協力をお願いいたします。
※八ヶ岳観光協会加盟の山小屋は完全予約制となります。各山小屋に直接お電話ください。
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