
積雪が見られる南八ヶ岳方面の様子(撮影:2019.12.2)
最近の八ヶ岳の様子です。
12月に入り、日に日に厳しい冷え込みとなり、いよいよ本格的な冬山シーズンがやってきました。最近の標高2,300m付近の気温は、最低気温-12℃~10℃、最高気温-2℃~0℃です。
標高2,600m以上は積雪があり、最低10本爪アイゼン、ヘルメット、ピッケルが必須です。
標高2,600m以下の一般登山道についても、積雪は少ないものの凍結している箇所があるため、軽アイゼンは必須です。まだ積雪が見られない登山道であっても、今後の天候によっては道が凍結するため、転倒や滑落には十分に注意してください。

雪化粧を纏った登山道(撮影:2019.12.2)
これからの季節は、銀世界が一面に広がる美しい冬景色を楽しむことができる一方で、他の季節とは異なり、雪崩や低体温、滑落などのリスクが高まります。冬山登山の知識やトレーニング、自身の経験や技量、体力にあった無理のない登山計画、十分な装備と服装など、安全に冬山登山を楽しむことができるよう、一人ひとりが事前準備をしっかりと行ってください。
なお、八ヶ岳山域では通年営業を行っている山小屋や、冬期中に一定期間営業している山小屋がありますので、詳細は各山小屋のホームページをご確認ください。
※八ヶ岳観光協会加盟の山小屋は完全予約制または予約希望となります。各山小屋に直接お電話ください。
→登山情報は八ヶ岳観光協会のページをご確認ください
→ 八ヶ岳観光協会加盟の宿泊施設連絡先(PDF)
→ 八ヶ岳観光協会加盟の山小屋検索