梅雨はまだ明けていませんが、今日は二十四節気の大暑の日。
この日を境に本格的な夏に突入するとも言われています。
写真は標高2240メートル 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅降りてすぐ坪庭の入口で撮りました。細雨がなかなか降り止まず、あたりは霧に包まれていて、大暑というより、肌寒いです。

撮影:2019.07.22
ぱっとしない天気ですが、夏の高山植物は健気に花を咲かせています。
キンロバイは バラ科キンロバイ属の落葉小低木で、さがずきのような形をした黄色い明るい花弁が人目を引きます。たくさんの枝に小さな葉が密生していて、花は散らばるように咲いています。

キンロバイ 撮影:2019.07.22
ゴゼンタチバナはミズキ科ミズキ属の多年草で、よく目立つ白い部分は花びらではなく総苞で、中央に小型の花が集まっています。葉が6枚の株にだけ花をつけ、葉が4枚のものには花をつけません。秋になると朱色の実がなります。

コゼンタチバナ 撮影:2019.07.22
その他に、テガタチドリやシロバナノヘビイチゴも咲いています。
今週から夏休みが始まる学校が多いようですので、是非ご家族で遊びに来てください!
標高が高いので都心よりも気温が低くて過ごしやすいです。