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冬が深まる八ヶ岳

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最近の八ヶ岳の様子です。
標高2,500m付近の気温は、最低気温-11℃~-5℃、最高気温-6℃~1℃です。

雪まとう八ヶ岳連峰の美しい景色を楽しめる季節となりました。
11月前半は日中の気温が上昇し雨の降る日もありましたが、中旬頃からは気温が下がり始め、本格的な冬山シーズンもすぐそこです。


硫黄岳山頂付近から見た、横岳、赤岳、阿弥陀岳(撮影:2021.11.2)


白砂新道の分岐から見た、東西天狗岳(撮影:2021.11.15)

今後は更に冷え込みが増し、日中であっても氷点下を下回る気温となる時期になります。強風に見舞われる日も多くなり、体感温度はさらに低くなりますので、厚手の手袋や帽子、防寒着などを着用し、防寒対策を万全に行ってください。
また、稜線や日の当たりにくい登山道には、積雪や凍結箇所がありますので、アイゼン、ヘルメット、ピッケルなど冬山登山の装備をしっかりと行ってください。
装備不足は、低体温症や転倒、滑落などの大事故につながるため大変危険です。


箕冠山の霜柱、20cm強の長さあり(撮影:2021.11.18)


東天狗直下より、硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳(撮影:2021.11.17)

これからの季節は、八ヶ岳の素晴らしい雪景色を堪能できる一方で、夏山登山とはコンディションが大きく異なり、雪崩や滑落、低体温症などのリスクが一層高まります。冬山登山のリスクを事前に学び、ご自身が登る山の下調べやシミュレーションをしっかり行い、体力や経験、技量に見合った計画を立て、安全な登山をお楽しみください。
少しでも不安がある場合には、無理して入山されないようお願いいたします。
なお、八ヶ岳山域では通年営業を行っている山小屋や、冬期中に一定期間営業している山小屋がありますので、詳細は各山小屋のホームページやSNSなどをご確認ください。
引き続き、新型コロナウイルス感染防止対策の徹底にご理解とご協力をお願いいたします。

※八ヶ岳観光協会加盟の山小屋は完全予約制となります。
→ 登山情報は八ヶ岳観光協会のページをご確認ください
→ 八ヶ岳観光協会加盟の宿泊施設連絡先(PDF)
→ 八ヶ岳観光協会加盟の山小屋検索
→ 八ヶ岳登山に使えるバス情報はこちら

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