八ヶ岳最北端から望む南八ヶ岳(撮影:2021.6.3)
最近の標高2,500m付近の気温は、最低気温3℃~8℃、最高気温は7℃~14℃です。
6月に入り草木も芽吹き始め、高山植物を楽しめる季節になりました。開花時期はほぼ例年並みで、ここ1週間で登山口周辺や樹林帯、稜線では、ミネズオウやイワカガミ、ミネザクラ、ツクモグサなどさまざまな種類の花が咲き始めており、山域も鮮やかに活気づいてきました。
登山道に咲くオサバグサとコミヤマカタバミ(撮影:2021.6.9)
これからの梅雨の時期は、雨に濡れてより一層生き生きと輝く苔を鑑賞したり、静寂な森に響き渡る鳥のさえずりを聴いたりしながら、この時期にしか味わえない情緒溢れる八ヶ岳をお楽しみいただけたらと思います。
雨天の日は、ぬかるみも多くなり、岩も大変滑りやすくなりますので、足元には十分にお気をつけください。また、ここ最近だいぶ暖かくなってきましたが、未だ寒暖差がありので、必ず気温の変化に合わせた服装をご用意ください。雨対策をされることはもちろん、日帰りであっても必ず地図やヘッドランプなどの基本的な装備を携行ください。
また、6月に入り一段と日が長くなっていますが、必ず「早出早着」を心掛け、余裕を持った計画を立てていただくようお願いします。
八ヶ岳山域の山小屋の営業につきましては、各山小屋のホームページやSNSなどを通じてご確認ください。なお、引き続き新型コロナウイルス感染防止対策の徹底に、ご理解とご協力をお願いいたします。
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