TREKKING八ヶ岳の登山特集

八ヶ岳は3,000メートル近い標高がありながらも、登山口から稜線までの行程が短いことから、比較的短い時間でも本格的な山歩きを楽しめる山域です。
誰もが楽しんで頂ける山域ですが、事前準備なしで歩けるほど、自然は甘いものではありません。
事前準備をしっかりと行い、楽しく安全な登山をしましょう!

八ヶ岳とは?

本州のほぼ中央、長野県と山梨県にまたがる八ヶ岳は、個性的な山々が連なる山塊。標高3,000m級の鋭い岩峰が続く南八ヶ岳と、原生林や湖沼が神秘的な雰囲気を漂わせる北八ヶ岳という、二つの異なる顔を持つ人気のアルペンスポットです。首都圏や中京圏からのアクセスが良く、一泊二日という短い日程でも登山の醍醐味が味わえます。

北八ヶ岳

山稜近くまで続く苔むした針葉樹の森、点在する幻想的な湖沼、のびやかに広がる緑の草原、生息する貴重な動植物…。比較的なだらかな峰が多い北八ヶ岳は、本格的な登山から気軽な散策まで、自然の魅力を味わうことができる。個性豊かな山小屋が多い北八ヶ岳では、山小屋に宿泊するのも楽しみのひとつ。

南八ヶ岳

主峰の赤岳をはじめ、横岳、阿弥陀岳、硫黄岳、権現岳など標高3,000mに近い鋭い岩峰が続く南八ヶ岳は、日本有数のクライミングの岩場があることでも知られる。ルートは多彩で、どのコースをとっても本格的な登山となる。豊かな自然に加え、首都圏から近いのも魅力で一泊二日の日程でも十分に登山の醍醐味が味わえます。

山とモデルコース

雄大な展望と岩稜、緑濃い森林、神秘的な湖沼、可憐な高山植物。八ヶ岳は訪れるたびに大自然の魅力にあふれています。
手つかずの大自然に身を任せ清んだ空気を体いっぱい吸い込んで目指すは天空!一例で6つの山をご紹介します。さあ、歩こう!

※モデルコースは一例です。歩行時間は八ヶ岳アルペンナビの歩行時間(ペース配分の目安です)を参考にしています。
休憩時間や登山道の状態、体力やパーティー構成により時間は異なります。

赤岳 (標高2,899m)

赤岳 (標高2,899m)

八ヶ岳の中で最高峰を誇り、百名山のひとつとして赤岳を目指す登山者も多く、八ヶ岳の中でも存在感のある人気の山です。頂上からは八ヶ岳の峰々をはじめ、北アルプス、南アルプスや富士山など360度、日本有数の山々の天下一品の展望が広がります。
山名の由来となった赤茶色の山肌は、時間や季節によって様々な表情を見せてくれます。
歩行時間が長い為、山小屋泊を組み合わせた余裕のある行程を組み、ご来光や夕暮れの美しい景色なども含めた山の時間を過ごして下さい。

INFORMATION
コース 美濃戸口→(1時間)→(北沢経由:2時間)→赤岳鉱泉→(40分)→行者小屋→(地蔵尾根経由:2時間)→赤岳→(文三郎尾根経由:1時間10分)→行者小屋→(南沢経由:1時間40分)→美濃戸→(45分)→美濃戸口
歩行時間 約9時間15分
赤岳

硫黄岳 (標高2,760m)

硫黄岳 (標高2,760m)

南八ヶ岳の最北に位置する硫黄岳。
なだらかで広い山頂からは、南アルプス、北アルプス、南北八ヶ岳のほぼ全域を見渡すことができます。南北両側に断崖絶壁となって鋭く切れ落ちている大きな爆裂火口跡があります。
火山地帯だったことから多くの温泉があり、山中や下山後の温泉も楽しみのひとつ。登山口は桜平、美濃戸口、唐沢鉱泉、本沢温泉、稲子湯など多くあり、多彩なルート取りができ、峰々を結ぶ縦走を組み合わせるのも良し。
硫黄岳の稜線付近は毎年、可憐なピンクの花を咲かせ「高山植物の女王」として知られるコマクサが咲き誇ります。

INFORMATION
コース 稲子湯→(1時間50分)→しらびそ小屋→(1時間10分)→本沢温泉→(2時間)→硫黄岳→(1時間20分)→本沢温泉→(1時間10分)→しらびそ小屋→(1時間20分)→稲子湯
歩行時間 約8時間50分
硫黄岳

天狗岳 (標高2646m)

天狗岳 (標高2646m)

夏沢峠を境に南と北に分かれる八ヶ岳ですが、天狗岳は北八ヶ岳の最高峰です。
天狗岳の山頂部は300mほどの間隔を置いて鋭角な岩峰を突き出した東天狗と丸みを帯びた西天狗に分かれます。
北八ヶ岳はなだらかな山容と深い針葉樹林、点在する湖などに特徴がありますが天狗岳はその中にあって唯一、南八ヶ岳に近い険しい山容をしています。ルートと体力次第で日帰りが可能な山でもありますが、時間があればぜひ山小屋で一泊し、じっくり北八ヶ岳を楽しんでください。

INFORMATION
コース 唐沢鉱泉→(2時間)→黒百合ヒュッテ→(5分)→中山峠→(1時間20分)→天狗岳→(50分)→中山峠→(5分)→黒百合ヒュッテ→(1時間15分)→唐沢鉱泉
歩行時間 5時間35分
東天狗岳を望む

にゅう (標高2,352m)

にゅう (標高2,352m)

南八ヶ岳の魅力の一つが、登頂を目的としたアルペン的な岩稜帯の稜線歩きや、縦走を楽しむことならば、北八ヶ岳の魅力はピークにはこだわらずとも、深い樹林帯の中を歩き鳥などの声に耳を傾けながら自然を楽しむことができるエリア。
にゅうはそんな、北八ヶ岳の魅力を存分に味わえる山で、八ヶ岳に何度か通った方が、季節を変えて何度も訪れたくなる山なのかもしれません。
広大な原生林の中に佇む白駒池や、日本の貴重なコケの森に選定された485種類の苔が生息する苔の森を通りながら、にゅうを目指す過程も楽しみ、山頂からの富士山をはじめとする景色も魅力です。
北八ヶ岳には、にゅうを含め、短い時間で楽しめるコースも多いので初心者や家族を連れて山を楽しんでください。

INFORMATION
コース 白駒の池駐車場→(10分)→白駒の池・苔の森→(1時間10分)→にゅう→(1時間)→中山展望台→(45分)→高見石小屋→(40分)→白駒池駐車場
歩行時間 約3時間45分
にゅう山頂からの景色

北横岳 (2,480m)

北横岳 (2,480m)

北八ヶ岳ロープウェイを利用し、山頂駅から比較的短時間で登れる北横岳は、夏も冬も入門コースとして人気があります。
樹林帯を抜けた北横岳のふたつの山頂からは、南・中央・北アルプスの山々や蓼科山や霧ヶ峰、浅間山など抜群の展望が広がります。
周辺は北側の森にたたずむ七ツ池をはじめ、亀甲池、双子池、雨池などの山上湖が点在します。森と山上湖を楽しみながらゆったりと、静かで美しい山の時間を楽しんでください。

INFORMATION
コース 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅→(55分)→北横岳→(40分)→北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
歩行時間 約1時間35分
北横岳山頂

蓼科山 (標高2,531m)

蓼科山 (標高2,531m)

麓から見える円錐形の山容は、富士山のように美しく、優美な姿から諏訪富士とも呼ばれています。
頂上部は大きな溶岩で覆われているため、樹林が育たず360度の展望が広がります。赤岳がそびえる眼前の南八ヶ岳をはじめ、北・中央・南アルプス、浅間山など抜群の展望が楽しめます。
百名山のひとつとしても人気が高く、見てよし、登ってよしの名山。どの季節に登っても感激する美しさがありますので、是非季節・ルートを変えて楽しんでください。

INFORMATION
コース 女ノ神茶屋→(3時間)→蓼科山頂ヒュッテ→(1時間40分)→女ノ神茶屋
歩行時間 約4時間40分
白樺湖から見る蓼科山

登山計画

目的・体力に合わせて山を選びましょう!
八ヶ岳は登山口が多く、また他の山域と比べ山小屋の豊富さから多彩なプランニングが可能です。
自分のレベルや体力は?事前にガイドブックや地図を見て、現地のコース状況を確認し、余裕を持った登山計画を組みましょう。

■八ヶ岳 山のグレーディング
〜 無雪期・天候良好時の「登山ルート別 難易度評価]〜

※( )→登山口
※( )→山名と登山口だけでは経路が特定できない場合の経由地






技術的難易度






1 難易度 【A】
北横岳(ロープウェイ)
2 難易度 【B】
蓼科山(女神茶屋)

蓼科山(七合目登山口)

蓼科山(大河原峠)
3 難易度 【B】
硫黄岳(美濃戸)〈北沢〉

天狗岳(渋ノ湯)

天狗岳(唐沢鉱泉)〈西尾〉

硫黄岳(桜平)
難易度 【C】
赤岳(美濃戸)〈南沢・文三郎〉

阿弥陀岳(美濃戸)〈南沢〉






4 難易度 【B】
硫黄岳(本沢温泉)
難易度 【C】
赤岳・横岳・硫黄《周回》(美濃戸)

天狗岳(本沢温泉)

赤岳(杣添登山口)

阿弥陀岳(舟山十字路)

赤岳(美濃戸)〈北沢・地蔵尾根〉

権現岳(観音平)
難易度 【D】
赤岳(県界登山口)
5 難易度 【B】
硫黄岳(麦草峠)
難易度 【C】
横岳(稲子湯)
難易度 【D】
権現→赤岳《縦走》(観音平・美濃戸)





技術的難易度 低→高
A B C D





1 北横岳(ロープウェイ)
2 蓼科山(女神茶屋)

蓼科山(七合目登山口)

蓼科山(大河原峠)
3 硫黄岳(美濃戸)〈北沢〉

天狗岳(渋ノ湯)

天狗岳(唐沢鉱泉)〈西尾〉

硫黄岳(桜平)
赤岳(美濃戸)〈南沢・文三郎〉

阿弥陀岳(美濃戸)〈南沢〉






4 硫黄岳(本沢温泉) 赤岳・横岳・硫黄《周回》(美濃戸)

天狗岳(本沢温泉)

赤岳(杣添登山口)

阿弥陀岳(舟山十字路)

赤岳(美濃戸)〈北沢・地蔵尾根〉

権現岳(観音平)
赤岳(県界登山口)
5 硫黄岳(麦草峠) 横岳(稲子湯) 権現→赤岳《縦走》
(観音平・美濃戸)

※この表は信州山のグレーディングを加工したものです ⇒信州山のグレーディング

■登山計画書

長野県内で指定された登山道(指定登山道)を通行する場合は、登山計画書の届出が必要です。
登山計画書は長野県庁のWebサイトからダウンロードすることが出来ます。
事前に登山計画書を作成することで、山の特性を知り、十分な準備をし、安全で楽しい登山をしましょう!

八ヶ岳の12カ月

June6月

硫黄岳山頂付近から望む横岳、赤岳、阿弥陀岳

硫黄岳山頂付近から望む横岳、赤岳、阿弥陀岳

第一週の日曜日に夏山シーズンの訪れを告げる八ヶ岳開山祭が開催されます。気温が上昇し山域全体でようやく大部分の残雪がなくなります。
樹林帯など日の当たりにくい一部の登山道にはまだ残雪が見られ、氷雪路になっている箇所もあります。一斉に高山植物が咲き、梅雨に入ると、新緑や苔がみずみずしく美しい季節にもなります。鳥のさえずりを聴きながら、梅雨の季節ならではの情緒溢れる景色をお楽しみください。

July7月

八ヶ岳連峰

八ヶ岳連峰

梅雨が明けると、本格的な夏山シーズンの到来です。さまざまな高山植物が咲き誇り、山域全体が活気に溢れます。一方、気圧や大気の状況により、山の天気が変わりやすくなるため注意が必要です。夕立や雷など急な天候の変化に備え、早出早着の登山計画を心掛けていただくとともに、防寒・雨対策を万全に。朝晩は寒暖差があり、また梅雨の時期は雨が降り足元も滑りやすくなります。水分補給をしっかりとし、熱中症にも気を付けてください。

August8月

晴れた日の八ヶ岳連峰

晴れた日の八ヶ岳連峰

稜線や樹林帯には、秋の訪れを告げるさまざまな種類の花たちが綺麗に咲き始めます。雨の日には、苔も瑞々しく、夏ならではの情緒溢れる八ヶ岳を楽しめます。朝晩は冷え込むようになります。必ず防寒着を持ち(フリース、ダウン等)、防寒対策を万全に。秋雨前線の停滞や台風の到来により、悪天候に見舞われることもありますので注意が必要です。山の天気は変わりやすいため、急な天候の変化に備えて、雨対策と早出早着の登山計画を心掛けてください。

September9月

色鮮やかに染まり始めた登山道

色鮮やかに染まり始めた登山道

葉の色が少しずつ赤色や黄色に染まり始め、秋の気配を感じる季節です。
朝晩はだいぶ冷え込みます。天候によっては、朝晩の気温が0℃まで下がることもありますので、必ずフリースやダウンジャケット等をお持ちください。秋山シーズンは、引き続き台風の発生や急な天候変化に注意するとともに、日照時間が短くなることを考慮した登山行程を立て、安全に登山をお楽しみください。

October10月

茅野市内からみた八ヶ岳

茅野市内からみた八ヶ岳

樹木が本格的に黄色や赤色に色づき、絶好の紅葉シーズンとなります。池に写る美しい紅葉や、森林限界を超え眼下に広がる素晴らしい紅葉の景色を楽しむことができます。一方、引き続き台風の発生や急な天候変化に注意し、無理のない登山行程を立ててください。また、この時期の最低気温は氷点下になる日もあり、下旬頃になると雪が降り積雪する場合もあります。簡易アイゼンの携行など積雪対策を行い、安全な登山をお楽しみください。

November11月

初雪により積雪が見られる南八ヶ岳

初雪により積雪が見られる南八ヶ岳

日中でもだいぶ冷え込みます。山頂付近では積雪が見られる箇所があり、また積雪のない登山道であっても、冷え込みが厳しくなると岩の表面や木道が凍結するため、十分にお気をつけください。必ず厚手の手袋や帽子、防寒着、また軽アイゼンやチェーンスパイクなど冬山に必要な装備を携行するようにお願いします。
11月以降は冬期休業に入る山小屋もありますので営業の有無をよく確認してください。

WINTER

銀世界が一面に広がる美しい冬景色を楽しむことができる一方で、他の季節とは異なり、雪崩や低体温、滑落などのリスクに注意してください。一人ひとりが雪山のリスクや、その予防と対処を事前に学ぶなど入念な準備を行い、安全な冬山登山をお楽しみください。
登山道の積雪状況は天候によって変わりますので、最新の天気予報や登山道状況を各自で必ずご確認ください。なお、八ヶ岳山域では通年営業を行っている山小屋や、冬期中に一定期間営業している山小屋がありますので、詳細は各山小屋のホームページ等をご確認ください。

December12月

積雪が見られる南八ヶ岳方面の様子

積雪が見られる南八ヶ岳方面の様子

日に日に厳しい冷え込みとなり、いよいよ本格的な冬山シーズンです。
年によって積雪量は異なります。積雪量により、最低10本爪アイゼン、ヘルメット、ピッケルが必須です。積雪が見られない登山道であっても、天候によっては道が凍結するため、転倒や滑落に注意してください。

January1月

赤岳の冬景色

赤岳の冬景色

雪がまとまって降る日もあり、登山道の積雪は増加します。必要な装備として、稜線では最低10本歯以上のアイゼンやヘルメット、ピッケルが必須です。また、冬用のアウターや登山靴、サングラスとゴーグル、バラクラバ(目出帽)、アウターグローブとインナーグローブ(インナーは替えも必要)など、冬山用の装備を万全になさってください。

February2月

南八ヶ岳方面の様子

南八ヶ岳方面の様子

雪が多く降り、積雪が増加する厳冬期。安全登山を心掛け、この時期ならではの真っ白な白銀の世界と、澄み渡った真っ青な八ヶ岳ブルーの世界をぜひお楽しみください。
朝晩の寒暖差は大きいため、必ず厳冬期用の服装と装備をお願いいたします。年によっては、雨が降る日もあり、積雪の少ない登山道には凍結が見られ岩や鎖が出ている場合もありますので、足元に十分注意してください。

March3月

根石岳山頂からの硫黄岳と赤岳と阿弥陀岳

根石岳山頂からの硫黄岳と赤岳と阿弥陀岳

1~2月に降り積もった雪により、登山道の積雪は増加しています。気温は少しずつ上昇し暖かくなる日もありますが、山の上では気温の低下や強い風、また大雪が降る場合もあります。新雪が降った後には、急斜面などにおいて表層雪崩が起こりやすくなりますので、十分に注意してください。寒暖差も大きいため、厳冬期用の服装と装備を万全になさってください。

April4月

硫黄岳山頂からの景色

硫黄岳山頂からの景色

下旬になると気温が上昇し、日当たりの良い斜面では雪融けは進みますが、まだ多くの登山道には残雪が見られます。気温が下がる日には登山道が凍結し滑りやすくなりますので、十分にお気をつけください。天気予報や現地の情報をこまめに確認しながら、登山には必ず厚手の手袋や帽子、防寒着、アイゼンなど、冬山に必要な装備を携行するようにお願いします。

May5月

蓼科山山頂からの景色

蓼科山山頂からの景色

年によって積雪量は異なりますが、日当たりの悪い登山道は雪融けが進みにくく、残雪が見られます。ゴールデンウイークでも降雪になる場合もありますので、天気予報や現地の情報をこまめに確認するとともに、必ず氷雪対策を万全に。ゴールデンウイーク期間に山小屋のご利用を考えている方は、オープン前の山小屋がありますので、事前にご確認をお願いいたします。

服装・装備

■ 夏山

イラストは一例です。季節、天候、登山の目的に合わせた装備で。

■ 夏山

  • A
    帽子
    紫外線・熱中症予防に
  • B
    サングラス
    紫外線予防に
  • C
    ザック
  • D
    ウェア
    重ね着で温度調整できるものを
  • E
    手袋
    防風性のあるもの
    雨予想の場合は防水性のあるもの
  • F
    トレッキングポール
    使いこなせば疲労を軽減
  • G
    登山靴
    コースや荷物に合わせたものを

季節・天候・登山の目的に適した準備の上、安全な夏山登山をお楽しみください。

夏⼭のための持ち物

■【日帰り登山の場合】

  • 1
    レインウェア
    (雨具)
    上下セパレートのものを
  • 2
    防寒着
    フリース・ダウンなど季節に合わせて
  • 3
    ザックカバー
  • 4
    くま鈴
  • 5
    ヘッドランプと予備電池
  • 6
    ヘルメット
    森林限界を越える稜線や岩料帯での安全のため
  • 7
    現金
    トイレチップなどのため小銭を多めに
  • 8
    登山地図・コンパス
  • 9
    水筒またはハイドレーション(1リットル以上)
  • 10
    ファーストエイド・常備薬
  • 11
    行動食(おやつなど)・ゴミ袋
  • 12
    ティッシュ・日焼け止め・虫よけ・リップクリームなど必要に応じて
  • 13
    携帯電話・保険証など

■【山小屋泊の場合】
 (日帰り登山の持ち物に加えて)

  • 1
    着替え
    靴下、下着など
  • 2
    洗面道具
    歯ブラシ、タオルなど

■ 冬山

イラストは一例です。ルート、日程に合わせた装備で。
■冬の服装について

重ね着で凍傷や低対応症対策をしてください。

  • 必ず自分のサイズに合ったものを。(充分な性能が発揮されません)
  • 男性と女性では体感気温が異なる場合があります。(女性の方が冷えを感じやすいです。)

■ 冬山

  • A
    帽子
    凍結防止のため、耳まで隠れるもの
  • B
    サングラス
    縁が金属でないもの、紫外線対策(雪盲防止)
  • C
    ザック
    ピッケルが装着できるものが便利
  • D
    ウェア
    重ね着で温度調整できるものを
    ・オーバージャケット&パンツ(防水透湿素材)
    ・中間着(化繊・ウール)
    ・防寒着(厚手のフリース・羽毛など)
  • E
    手袋
    インナーグローブ+防風グローブ
  • F
    ピッケル
    リーシュ付き
  • G
    ロングスパッツ
    雪の侵入防止
  • H
    登山靴
    アイゼン対応のもの、保温材入り冬用のもの
  • I
    アイゼン
    10 本爪以上のもの

銀世界が一面に広がる美しい冬景色を楽しむことができる一方で、他の季節とは異なり、雪崩や低体温、滑落などのリスクに注意してください。
冬山では遭難が発生した際に、二重遭難の危険性(雪崩・落石等)や天候により救助ヘリや救助隊が安易に近づくことができない場合があります。
日帰りであっても、必ず緊急時に対応できる装備品を携行しましょう。
八ヶ岳はアプローチが安易なことから冬の入門コースとしても人気がありますが一人ひとりが雪山のリスクや、その予防と対処を事前に学ぶなど入念な準備を行い、安全な冬山登山をお楽しみください。
※八ヶ岳では11月初旬から6月初旬までが冬山です。
※積雪状況などは年によっても異なりますので、現地の状況は山小屋にお問い合わせください。

■冬の服装について

重ね着で凍傷や低対応症対策をしてください。

  • 必ず自分のサイズに合ったものを。(充分な性能が発揮されません)
  • 男性と女性では体感気温が異なる場合があります。(女性の方が冷えを感じやすいです。)

冬⼭のための持ち物

  • 1
    予備グローブ
    濡れたり強風で紛失したりした際に凍傷のリスクを回避
  • 2
    目出帽・ネックウォーマー
  • 3
    ゴーグル
    吹雪のときに・メガネの方は必須
  • 4
    保温ボトル(500ml以上)
  • 5
    ヘルメット
  • 6
    ストック2本
    雪用バスケット付き

■非常時の備え

  • ファーストエイドキット(常備薬含む)
  • 携帯電話(予備バッテリー含む)
  • 地図(コンパス)・GPS
  • 山岳救助保険・保険証
  • ツェルト、レスキューシート
  • ヘッドランプ(予備電池)
  • 計画書・筆記具
  • ビーコン

■その他持ち物

  • 着替え(ソックス・下着・シャツなど)
  • 行動食
  • ザックカバー
  • トイレットペーパー、ティッシュ
―生活用品―
  • 日焼け止めクリーム、リップクリーム
  • カイロ
  • 現金

八ヶ岳を安全に楽しむために

  • 登山は自己責任が原則です。山には電気や水道、交通手段がありません。携帯電話も通じない場所があります。
  • 登山計画書は必ず記入し、登山口や山小屋の黄色いポストへ投函してください。救助の際、重要な情報源となります。
  • 山の天気予報をこまめに確認し、悪天候が予想される場合はルート変更や山小屋で待機してください。
  • 救助要請するときは山小屋へ助けを求めるか、携帯電話が通じる場合は110番してください。(場所・負傷者の数・状況を説明してください)
  • 安全の為、無雪期では午後4時まで、積雪期は午後3時までに山小屋へ到着、または下山しましょう。午後は天候が変わりやすいです。
  • 出発前にコース時間を確認し、十分な時間を確保してください。
  • 民間救助隊が出動した場合には多額の費用がかかります。(負傷者は、商業用ヘリコプターの使用を含め、発生した費用についての賠償責任を負います。)
  • 悪天候時は転落や滑落、低体温症などの危険性が高くなります。雨天時にはセパレートの雨具が必要です。
  • 他の登山者に道を譲るときや、すれ違う時は停止する人が山側で待機します。ぶつかって転落することを防止するためです。
  • 道が分からなくなったら、指導標や山小屋等目印になる場所まで引き返して、登山地図を確認してください。
  • 雷の危険がある場合は、すみやかに安全な場所(山小屋等)へ移動するか、身を低くし、安全を確保してください。
  • 冬山では、アイゼンやピッケル、ヘルメットなどが必要です。八ヶ岳では11月初旬から6月初旬までが冬山です。

■山のルール・マナーについて

  • 八ヶ岳では法令により動植物の採取は禁止されています。また植物を踏みつけないでください。
  • 生態系を守るため、野生動物に餌をあげてはいけません。ペットもご遠慮ください。たばこの吸い殻やお菓子の袋などゴミは持ち帰ってください。
  • 登山道を外れてはいけません。登山道のグリーンロープを越えてはいけません。貴重な高山植物を保護するためです。
  • 枯れ枝等を用いた焚火は禁止です。山では消火活動が困難です。火の取り扱いには十分注意をしてください。
  • 八ヶ岳ではテントを張る場所が決められています。キャンプ指定地を確認してください。
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